稲荷神社に祭られていたキツネの神様。

恋愛成就のためにお百度参りをしていた泰人が振られたことに逆ギレをして罵ってきたので、罰を与えようとする。
しかし、不意の事故により泰人に住んでいた神社を破壊される。
あげくには力の源である水晶球を持ち逃げされてしまう。
水晶球の近くでしか行動出来ないため、暮葉は結果的に泰人にくっついていくことになる。

神社再建の代わりに泰人の恋愛成就を手伝うことにしたが、恋愛の神様ではないため、あまり役には立たない。
神通力という魔法に近いものを使うことが出来るが、今は、隙のある人の思考を読んだり、イタズラが出来る程度のことしか出来ない。
それも疲れるとの理由でそうそうには使わない。

大雑把な性格ですぐ怒りすぐ笑う。 楽しいことが好きで堅苦しいものを嫌がる。 
ハデ好きだがセンスが悪く、高飛車でいいかげんと、おおよそ神様らしくない。
泰人との約束もあくまでも“恋愛成就”なので、誰かとてきとうに結ばせて契約を完了させようとする。
一応キツネなので辛いものと熱いものが苦手。基本的には雑食なのだが味にはうるさい。
お酒は好きだがすぐに酔っ払い、酒乱。風呂は嫌いで基本的には入りたくないと思っている。
キツネの天敵の狼や犬には、神さまのくせに妙な対抗心を燃やしている。

特技は賞味期限の選定で穴掘りが得意。